浮気調査のためにICレコーダーを使う
人は伴侶を持つことが多いです。人として成長し、経済的にもゆとりを持ち、信頼できる人と「新しい家庭」を作っていこうとするものです。人によってその時期はバラバラです。
「婚姻」というのは法的に「家族になる」という手続きを踏むことです。基本的に私たちは「ただひとりの人」を伴侶として固定することになります。この国ではひとりの人が複数の相手と婚姻関係になることは禁止されています。婚姻は男女で交わすものです。一度婚姻関係を成立させれば、相手に対して「節度」を貫く必要があります。簡単にいえば、「浮気をしてはいけない」という「責任」が生じるということです。
そのようなことを考えると、私たちは「信頼」を法律でさらに固定するということです。それは軽々しく破ってはいけない掟ですし、私たちの身、行動を縛る「ルール」です。ですが、人というものは「欲望」を持つ生き物で、その「掟」すらも「破りたい」と考えてしまうものなのです。そこから先は人それぞれの「意志」のチカラに依ることが多く、自分が心に決めた人を「裏切らない」ということが求められていることをしっかりと理解して生活するのか、それとも「自分の好きなようにやる」と考えて生きるのかにも関わります。それはその人次第いであり、その人の「責任」ではあるのですが、あとで咎めを受けるのもその人です。自分の責任です。
ただ、これに「相手に裏切られる人」を加味するとハナシは変わってくるでしょう。相手を信頼していたのに「裏切られる」ということはとても悲しいことです。相手を信頼して自分の人生を委ねたのに、相手がそれを裏切ってしまうとあっては、「信じていた」ことが崩れていきます。その心の傷は深いものになるでしょう。人によっては食べ物も喉を通らないという事態にすらなりかねません。私たちはそのような「相手に対する責任」を背負って生きているのです。
ただ、泣き寝入りしているだけでは気が済まない場合もあります。相手に対して愛想をつかした、だけども財産を共有しているし、相手の収入で生活が成り立っている、そのような場合は自分に「有利」な「離婚」を目指さなければいけません。人生はそこで終わりではありません。自分には自分の生きる道があります。さらに子どもがいる場合は、その子どもを育てていかなければいけません。本当は続くはずだった家庭を壊したのが、「相手」なのであれば、その「証拠」があった方が後々有利になるでしょう。
そのような「係争」を行う場合の「証拠」固めとして、ICレコーダーは必要です。相手の浮気のせいでそうなった、家庭が壊れた。自分は家事しかしていない、子育てのために働くこともままならない。そのような状態なのであれば、相手に対して金銭を請求することも必要です。その「金銭」を勝ち取るため、自分と子どものこの先の生活を守るため、ICレコーダーで「証拠」を固めておくということは有効な手段です。
一見「何に使うのかわからなかった」ICレコーダーの数々が、この時に自分にとって頼もしいツールに変わるのです。自分の救う、相手を叩きのめす、便利なアイテムとして認識できるようになるのです。カバンにしかけてもいいでしょう。相手の持ち物に仕掛けてもいいでしょう。「証拠」を残せるのです。